転職するならホワイト企業!その特徴と知っておきたい見分け方

“転職するなら絶対に働きやすいところがいい…!それは当然の願いですよね。

誰もが働きたい「ホワイト企業」。ですが、その単語だけ知っていても、ホワイト企業に入れるわけではありません。

「ホワイト企業とはどのような企業のことを指すのか?」

「ホワイト企業にはいるために、チェックしておきたいポイントはどこか?」

といった知識を身につけて、満足度が高い企業に入りましょう!

「ホワイト企業」ってどんな感じ?その特徴5つ

「ホワイト企業」とは、一言で言えば「社員が働きやすい企業」である、ということです。

対して社員が働きづらい、すぐ辞めてしまうような企業のことを「ブラック企業」と言います。

まずは、ホワイト企業が持っている特徴5つをご紹介していきたいと思います。

離職率が低い

当然ながら、ブラック企業であれば残業などがキツく、体を壊す可能性も高いです。そのため入社しても1~2年で離職することが少なくありません。

社員が働きやすい環境であれば自然と長く会社に居ることになりますので、離職率が低く、定着率が高い企業である可能性が高いんです。

社員の年収が高いこと

ホワイト企業であっても年収が低め…という可能性もありますが、多くのホワイトの場合は月給は低くても、ボーナスがきちんと出ているため、年収が高めになるケースが多いです。

福利厚生がしっかりしている

基本的な休暇に加え、誕生日休暇といった特別なものが設定されている企業が多いようです。

女性社員へのサポートが厚いのも重要です。ホワイト企業の場合、育休や産休がしっかりと取ることができ、かつ職場復帰もスムーズに行えるような制度が設定されています。

女性だけでなく、男性の育休の促進をしているところもありますね。

残業に厳しい

ホワイト企業ほど、無駄な残業はさせず、残業する場合はきちんと報告しなければならないなど厳しく定められています。また、仮に残業になったとしてもきちんと残業代が出ます。

「ホワイト企業」と「優良企業」はどう違う?

ホワイト企業と優良企業、同じ扱いの単語とされることもありますし、違う意味として使われることもあります。

ホワイト企業の定義が「社員が働きやすい会社」なのに対し、優良企業は

  • 社員の満足度が高く(ホワイト企業)
  • ユーザー(顧客)の満足度が高く
  • 株主の満足度が高い

と、「社員」「顧客」「株主」のすべてが満足度が高い企業のことを指します。

言うなれば、優良企業は「ホワイト企業」も内包していると言えるでしょう。

なので「社員の満足度が低いけど優良企業」というケースは少なく、優良企業を探していれば、そこは社員の満足度も高いはずなので、働く上で「この会社…ブラックだった!」なんてことはないはずです。

ホワイト企業に入りたい!求人での見分け方はあるの?

最後に「ホワイト企業に入りたいけど、求人ではわからない」という方もいると思います。

そこで、このトピックでは求人から読み取ることが出来る、ホワイト企業かどうかを判断するポイントをご紹介したいと思います。

社員の平均年齢・離職率・平均勤続年数

これは平均年齢が高いということは、長く会社に居る(平均勤続年数が長い)ということ。…ということは、離職率が低く、定着率が高い、つまり短期間で辞める人が少ない企業かどうかをチェックできます。

法定外福利があるか

法律で定められた福利厚生(雇用保険、労災保険など)以外に、住宅手当や社員の優待制度などの福利厚生が充実しているかどうかチェックしましょう。充実していればそれだけ社員のことを考えている会社だとわかります。

有給休暇の取得率

当然ながら、有給休暇の取得率が高ければ、休みを取りやすい環境ということがわかります。また、きちんと有給消化を行っているか判断できます。

実労働時間・残業時間」

残業時間がどの程度か必ずチェックしましょう。当然ながら短いほうがいいですが、残業時間が短くても実労働時間が長いと怪しいです!

他にも女性であれば育児休暇や短時間勤務を利用している人が多いか、女性管理職が多いかなどもチェックして損はないでしょう。

いずれも曖昧な書き方(例えば残業時間であれば「残業あり」のみなど)の場合は注意が必要です。

応募条件でも絞れる!頑張ってホワイト企業を探そう

企業が出している自社の紹介や、募集要項からでもホワイト企業かどうかはある程度判別することが可能です。

働く企業によって自分の将来にも大きな影響が出てきますから、見極めるポイントをしっかりチェックして、長く働けるホワイト企業を見つけたいですね。”